オセリ

ノーカントリーのオセリのネタバレレビュー・内容・結末

ノーカントリー(2007年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

これは一度では難解な物語。

単純にストーリーだけで観たら、最狂シガーのサイコパス殺人鬼がいるだけで楽しめるんだけど、やはりこれはどういう意味なんだろうと気になることがめちゃめちゃあって見返した。

シガーは心も何もない自分ルールがあり自分の思うままに人を殺す。

そして怪我の処置とか手当を自分で出来たりそういう意味での行動力はピカイチだったり絶対に寄り付けたくない人物。

起点が効くのはモスもそうで武器の改造とか、シガーとの撃ち合いとかは戦争を経験した人間模様がみえる。

ベルの最後の表情、この世に取り残された自分はただ死に向かうだけなのか。そんな表情に見えた。

No Country for Old Men
昔ながらは通用しない想像も出来ない世界になってしまっているんだよ!!!そんなメッセージかなと。

モスがあっけなく殺されたり、シガーも事故に遭ったりと気が抜けない現実を突きつけられる。

今をどう生きていくのかを問いかけてくれたのかな。
オセリ

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