リタ

ノーカントリーのリタのネタバレレビュー・内容・結末

ノーカントリー(2007年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

これは…歴史に残るスリラー映画だな

シガーの武器!!
チェーンソーと並ぶほどじゃないか?斬新で怖い!

あと原題通りNo country for old menでないと
タイトルの意味分かんないのでは…


おじさんがマッシュルームカットって
シュール過ぎんか、
しかもちょっとニヤついてて
声はボイスチェンジャーした誘拐犯みたい

…完全に笑える風貌なのに笑いがひっこむのは
纏ってる空気がヤバイからだろうな、何この人

ボコンボコンと人を殺していって
後半はもはや人を殺すシーンが映らない鮮やかさ

純粋な悪の塊って感じ。逆に神々しいとさえ。


ぼんやりした奥さん(義理/恥で見たなー)の前で
一瞬人間らしくなったように見えたけど
結局殺してるあたりルールは守る機械のようだ

そして車に轢かれて重傷ってことは
まあ普通の人なんだよね?
悪魔とかではないのだよね…なんて疑ってしまう


モーテルのドア一旦通り過ぎてから電気を消すシガー
ウディハレルソンの背後にぬーっと現れるシガー
受付のおばさんと喋るシガー

いっぱい素晴らしいシーンあったなぁー


画面が美しくてキャラ強いのは
テキサスチェーンソーに似てない?笑

しかしこっちが優れてるのは
どこか宇宙的テーマを感じちゃうとこ

新しいスリラーでした
リタ

リタ