淡々と出来事を美しい映像で描く映画。会話だけではなく行動を追うことで登場人物たちのやり取りを味わう感じ。映画の中で主要人物三人が直接会話するシーンはほぼなかったように思うけどすごくわかりあってる感じがあった。男の世界といった感じか。
男心というかオタク心というか、心をくすぐられるシーンが多分に盛り込まれており、しょっぱなから屠殺用エアガンでの殺人シーンは心躍った。
主要人物の感情の抑揚を控えめに設定することで渋い作風にしてあるが、カッコつけすぎてて個人的好みではもう少し砕けた感じでもよかった。ただあのテンションで出されるとんでも展開はすごく笑えるし滑稽で無常感があってよかった。
