普通の女性がスーパーヒーローとなり、悪事を働くミスクリアンからシカゴの街を守るお話。ってストーリーを読めば期待は高まるのですが、とにかく全体を通してコメディ色が強く、今までのスーパーヒーロー映画のパロディ的な作品で悪を倒す爽快感はなかったです。
ノリはあの名作「オースティン・パワーズ」のようで、主人公のリディアを演じたメリッサ・マッカーシーの言動が面白い。まぁ～少しクドイのでここは好き嫌いが分かれると思う。
親友のエミリーと悪に立ち向かうけど、お互いを「ハンマー」「ビンゴ」って呼び合いチーム名は「サンダーフォース」。この微妙なネーミングも映画にはピッタリでした。
前半はエミリーがスーパーヒーローになるまでの特訓シーンがほとんどですが、後半は正義対悪の構図が出来上がり、サンダーフォースの活躍が拝めます。個人的には敵のカニ男が気に入ったけど、リディアとカニ男の淡い恋物語がアホらしくて面白い。
今後、続編が出来るならカニ男を超えるようなヴィランが登場してほしいものです。
