八州雄会

ライダーズ・オブ・ジャスティスの八州雄会のレビュー・感想・評価

3.0
妻を列車事故で失った軍人が大あばれする2020年のデンマークの映画。


ネタバレになるかもですが・・・


事故は犯罪集団「ライダーズ・オブ・ジャスティス」により、証人抹殺のために仕まれた殺人で、妻はその犠牲であったと同じ列車に乗っていた数学者から分析結果を告げられます。

ジャンルがブラックコメディになっていて何でかな?と思いました。

(長文スミマセン)
全部見終わってからも、コメディ部分に気づかず、冗談も言わず、悪の組織に軍人ほぼ1人の戦闘能力で立ち向かって とてもシリアスなドラマだと思いました。
途中、登場人物がケンカばかりしているので観るのも疲れてきました。

娘のマチルデの青い自転車が盗まれていなければ…。父の任務が延期にならなければ…。オットーが席を譲らなければ…。一連の流れが偶然か?必然か?というテーマだと思っていました。

事故だけは、計画的だと思っていましたが、犯人と思われる人物がその時、実は外国にいたと言う証言が出てきて、ん?どう言うわけ?となります。 しかし、その時は既に ライダーズ・オブ・ジャスティスのメンバーを復讐のために何人か殺っちゃていましたので、敵が攻めてきます。それを何とか返り討ちにして皆で仲良くクリスマスを迎えて終わります。

なんだかしまらないストーリーだと言うのが見終わった時の本音の感想でした。

でも実は事故もただの偶然でした~٩( 'ω' )و テッテレーと言うのがホントのオチのようです。結局は、何もかも偶然で勘違いでしたってボケでした。

そう言われたら軍人の剣幕にビビってお尻出して叩いて許してもらおうとしたシーンとか、太ったハッカーが実は武器の扱いが異常に上手いとか、全部ギャグだったのかもしれません、いやー全く気づきませんでした。

隠されたコメディ要素を知ってて見ても面白くないし、気づかなくても面白くない、でも気づくとめちゃくちゃ後から笑える作品でした。

敵に2発づつ撃ち込むなど、アクションシーンは目を見張るものがあるため、コメディ要素に気づきにくい(ニクイ)演出でした。