アマプラ。23-132。今宵は考えずに楽しめる映画が見たくて、予告とポスターでクリック。ハズレじゃなかった。コメディなのかアクションなのか微妙なところ。しかも最初は何語で話しているのかもわからず。
美しい北欧の教会で「エストニア、タリン」と出てきた。話されている言葉はエストニア語なのだろう。たぶんそうだよね。それから青い自転車が盗まれるのだけど、あれはデンマークのはずよ。盗んだ車のナンバープレートは「BAU」とあるからポーランドのものみたいだけど、青い自転車を盗まれるというのが事件の発端。だから重要。でもよくわからん。
ポイントは『リトル・ドラマー・ボーイ』のメロディが聞こえてくること。この曲はなぜかディートリッヒのヴァージョンが耳にこびりついているのだけど、オリジナルは英語でしかもクリスマスソングだと知る。内容は貧しい男の子が東方の三博士に呼ばれてベツレヘムへ行き、お金がないので贈り物はできないけれど、生まれたばかりのイエスの前でドラムをたたいたら赤子が微笑んでいたというもの。そうだったんだ。
ビングクロスビーのバージョン：
https://www.youtube.com/watch?v=NrOZW0Soxus
ディートリッヒのバージョン：
https://www.youtube.com/watch?v=aHK6Jq2sZVI
ラストにこの曲がかかるのはもちろんクリスマス。外には冒頭で見た赤い自転車があり、映像が再びエストニアに飛ぶとそこには青い自転車がある。なるほどね、笑いあり、ドンパチあり、でも悪い奴らには地獄に落ちてもらって、みんなでハッピーになろうぜというクリスマス映画ね。
なんだか、遠くの国の出来事にとまどう外星人みたいな気分になりながらも楽しみましたぜ。
さ、寝よっと。
