Filmarksで知って気になっていた作品。
マッツ・ミケルセンが観たかったんです。
作業しながらなので吹き替えで鑑賞しました。
物語は、列車事故で妻を亡くした軍人マッツ・ミケルセン一家が、事故では無く陰謀ではないかと言う集団と騒動に巻き込まれていくお話です。
イケオジマッツが見たかった筈なのに見た目は完全に破戒僧マッツ。
キャスト見るまでニコライ・リー・コスが出ている事にも気付けませんでした。
特捜部Qの時のカールと全然違うじゃん…破戒僧マッツもそうだけど、役によって印象全然違うとか良い俳優過ぎるよ。
登場人物それぞれにバックボーンがあって、それがまたシュールな笑い要素になったりするので、好きな人は好きだと思いました。
ショック療法逆立ちでコーラというパワープレイとかね。
だけどそれぞれの過去は決して明るい物では無くて、それがまた物語の良いアクセントになっていました。
そして残り30分で事態は急転。
この展開は予想していなかったし、すでに取り返しがつかない所にまで来ています。
終盤の緊迫感は中々の物でした。
ラストシーンは少しモヤは残るものの悪くはありません。
私は非常に面白かったです。
破戒僧マッツも確率眼鏡ニコライも悪く無いです。
終盤の駆け足感は若干あるものの良い映画観たなぁという感じ。
台詞も刺さるものがあったし好きでした。
ただウクライナのクマの話が本当良くわからなかったのと、ホルンの件を聞き逃してしまったので機会があればまた観たいと思います。
