のはは

真夜中乙女戦争ののははのレビュー・感想・評価

真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)
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コロナ禍世界のリアリティのなさを、「現実が二重に重ね合わされているのだ」と解釈するところは面白い。そして最後に柄本佑がスクリーンにドンと現れ、そのスクリーンを画面撮りすることで始めて実体感を得る、というのも面白い。
その2つの場面から、製作側が、「この映画がどうゆう伝わり方をするか」までを織り込み済みで考えていることは分かるが、にしてもその面白ポイントまでが退屈すぎる。主演の男とヒロインは見てても何も面白くないのが致命的。歌う場面では帰ろうかと思った。「普通の大学生」を描きたくて普通の大学生的な設定しか与えないのはアホ過ぎると思うのですが、そこら辺どう考えているのか気になるな。


・Y字路で交錯する池田エライザと柄本佑を1枚画で見せる辺りは面白い
・大学生てのは割合便利な設定なんやな
のはは

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