何者かになりたい大学生の物語という印象。
永瀬廉、池田エライザ、柄本佑というビジュアルとオーラがある3人がいたからこそ成り立つ物語という感じで、内容は正直薄い、、、
最初、私の身の上話をする永瀬廉の長台詞の部分は引き込まれたがそこが正直ピーク。
日々退屈している大学生というだけで、あれほど黒服と行動を共にしているのに、彼に心酔していないため何の意志もなく悪事をしている「私」にさほど共感もできず、最後も盛り上がり無く終わった。
カメラワークが凝っていて映像美を大切にしている印象。蜷川作品のような派手な雰囲気ではないけど暗闇をベースにMVのような映像だった。