のぼせギュウマン

真夜中乙女戦争ののぼせギュウマンのレビュー・感想・評価

真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)
1.0
「結局、若者はろくな事しか考えない。」
単に、そういうメッセージが残る映画だった。「残酷だ」、「狂ってくる」、率直にそう感じると思うが、永瀬くん演じる「私」は、共感しやすいキャラクターだったかもしれない。
「私」は、大学で孤立していたため、この世界を嫌うようになる。この考えは、若者なら、誰かしら持ったことはあるだろう。
しかしながら、対抗作品ともいえそうな「サイレント・トーキョー」と比べると、若者の浅はかな考えしか伝わらない作品だった。これこそ、名俳優の無駄遣いに思える。