誤字脱字

真夜中乙女戦争の誤字脱字のレビュー・感想・評価

真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)
1.0
中学生の頃この小説がすごく好きで5回くらい読んだからこそ実写化されてしかも主演が永瀬廉で、ジャニオタにオタ活としてこの作品が消費されてるのが嫌で映画をみるのはずっと避けてたんだけど今みた。(これはただの厄介ファンの思考なので無視してください。)小説を最後に読んだのも4年前くらいだからあまり覚えてないけど、小説にはもっと主人公の世間やら自分やらに対する嫌悪とかひねくれさにもっと深みがあったから、戦争とか言い出してもまぁ自然ではあったんだけど(それでも厨二病感はあるが)、その深みが映画には無いのに急に破壊したいだの戦争だ、だの言い出すから、厨二病感だけ浮き彫りになっててキツイ。てかまず永瀬廉がしっくり来ない。演技がどうのとかじゃなくてビジュかな。この役をやるにはビジュが良すぎるというか。もっともさくて卑屈そうな人の方が良かった。永瀬廉だと、卑屈さがあまり見た目にでてなくて、それなのに急に反逆精神出してくるから違和感がすげえ。
あとサークルの面接で先輩が志願書?かなんかの紙をビリビリに破くシーンとかかくれんぼ中に警官に見つかった時に先輩がビンタを炸裂させるシーンが無くて、小説よりもだいぶマイルドな先輩像になっててそれも残念。クラブで踊り狂う先輩はどこ。
あと黒服が集めた組織?の奴らっておそらく世間から離脱してるというか、道を外れたあるいは外れようとしてる、周りに馴染めないような人らだと思ってたんだけど、なんか急に踊ったり花いちもんめとかしててオモロ。どうせ仲間と群れてるような人達を馬鹿にして生きてきたような陰キャのくせに結局は自分らも同志とつるみたいだけかよ。小説あんま覚えてないからあれだけど、ここまで急に団結力生まれてたっけ?
それと主人公と同じ高校の佐藤?だっけ?名前忘れたけどあの入学早々10人とセックスしたらしいやつと一緒にいる時に出た「クリエイティブとかなんとかはなクリエイティブじゃない奴が最後に縋ろうとする藁みたいな概念やろ」で始まるあのクソ長台詞がめちゃくちゃ好きだったのにそのシーン全くなくて草。なんで。
なんか色々冷めちゃって途中でみるの辞めました。小説はすごく好きだったんだけど。それも当時中学生で厨二病拗らせてたからかもしれないが。小説を読まずに初見が映画だったらもう少し入り込めたのかも。まぁ厨二病には刺さるのでは?
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