みー

真夜中乙女戦争のみーのレビュー・感想・評価

真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)
4.0
自分的に好きな雰囲気の映画だったな。いつのまにか悪が善になり、善が悪になり、反転してしまった世界を、愛し愛される乙女たちがぶっ壊す。刺さる人には刺さる。行きづらい世界でも、ありのままでいられる瞬間が乙女たちにもあって、生き生き笑いながら踊るシーンが印象的。画も綺麗で、似たもの同士の私と先輩が、結果的に反対の立ち位置にいるような演出もいい。上下逆さのカットが印象的だったけど、あれはいつのまにか反転した世界を表してるんじゃないかと思う。そして爆破が起こってしまったあの東京は、コロナが流行ったこことはきっと、別の世界。だからこそ。あと、柄本佑かっこよすぎ。
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24.02.04
みー

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