トヨエツ、天海さん、菅ちゃん、高畑さん…。自分の世代の素敵な俳優で、池波正太郎の世界を体感できたことは嬉しかった。
だが、日本の時代劇は女子どもを食い物にして虐げ人権を犯すオンパレード。ここまでだったかなぁ？いわゆる、権力者が女性を〝てごめ〝にするところから始まる。
こんなものを子どもの頃から祖父母と一緒になって見ていたのかと思うと、ゾッとする。そう言えば、今も母が日中に見ている再放送ものもほとんどがそればかり。
暗い下劣…。とにかく女子どもが被害者になり無茶苦茶にされる。
そればっかりで、考えたら高尚なストーリーやテーマなんてほとんどない。
もちろん細部では日本の風景や文化、風習、意識などの描写に感嘆もするが、
物語の核の部分が酷い。
自分が変わったのか？時代劇は好きだしもっと作って欲しいが、人が動く発端となるものが余りにも同じように女子どもを壊すことから始まるのはいかがなものか？
