このレビューはネタバレを含みます
貴重な鉄道シーンが目白押し。
主人公の岩見(三國連太郎)は、若い頃はやけっぱちで、気の向くまま行動する暴れん坊。
しかし、先輩機関士の死を目の当たりにして、人が変わったかのように、というお話。
長男は戦死、三男も病死、長女はクズ男に騙されて捨てられるという不幸せな話なのに、あんまりそんな感じがしないのは、この時代のスタンダードだからですかね?
次男静夫(高倉健)のエリートぶりと、佐久間の「重要シーンしか登場しない人感」が観ていて安心でした。
「こだま」と聞いて、新幹線を想像する素人にはおススメできない映画です?