力ずくでウォッカ工場買収を企む実業家に襲撃要因として雇われた元特殊舞台隊員のヤーシャ。順調に襲撃は成功したかに思えたがこの買収劇には裏があり、またヤーシャにもある目的があった。ロシア製のアクション映画。
流れから格闘へ発展していく感じとビル内での戦いはタイトル通り「レイド」を意識したのかなとは思うがあそこまでの臨場感や死闘感はなく全体的にショボい内容となっています。
それでも格闘アクションはそれなりに見せ場はあります。しかしスピードが足りないのを補う誤魔化す所々を早回しにした演出は気になりますね…。
生意気な若者達がなかなかの戦力だったのは意外で面白かった。
ガキんちょのリーダーがちょっとトム・ハーディさんにに似てた。主人公役の俳優さんもちょっといい男なんですがなんか垢抜けない感じが微妙。
ヒロインが典型的なロシア美人で目の保養。
ウォッカ工場なのに全然稼働してるように見えず、儲けが出てるような工場にも見えない。こんなところを買収したところで利益になるのか。
そしてこんな強引な買収が通用するのかとツッコミどころは多し。まあロシアならあるかもとは思ってしまう(笑)
中盤までは格闘アクション中心で終盤は銃撃戦とアクションには見所がありますが、とにかく物語がグダグダでテンポも悪くてアクションを見るだけの物となってしまっています。
まとめの一言
「気概は買いたいがレイドには遠く及ばず」