んー狂犬病か。舞台を現代日本に置き換えての話で出てくる狂犬病。そこからしてちょっとリアリティーに欠けてる感じだったけど、やっぱり一番は、例え親だとして分かるかな？っていうところだったかな。流石に一緒に居た時間が短すぎる中での親だから分かる！間違いない！は、ちょっと説得力に欠けるなぁと思えてならなかった。
資産家の蓮壁家でひとり冷遇されてきた紅。千里とは圧倒的に異なるその両親の態度の始まりは、あまりに酷すぎたなぁ。紅がちゃんと幸福であったなら···何もかもが崩れ落ちた時、初めて幸福を感じられたというのが、なかなかに切なかった。
今回は、獅子雄と若宮が結構別行動だったりもしたから、何か知らない間に獅子雄が手掛かりを掴んでいたっていう感じがして、推理にちょっと呆気なさを感じたかな。
獅子雄の叫びは、獅子雄の後悔。取り零してしまったものは、これから獅子雄の中での戒めになるかもしれないなぁとちょっと思った。
そうそうこの映画、画面暗めが多くて見辛かったのが、非常にストレスだった···。廃坑っていう場所柄は分かるけど、流石に何をしてるのか分からなさすぎて、それはマイナスポイントだったなぁ。
#お家映画_5
