コロナ禍をちゃんと描く映画って意外と少ない気がします。
表現として、マスクだし何も起こらないし地味だし難しいし、だとは思うのですが2020年代を代表とする象徴的な出来事だと思うんですよね。
これにより皆一様に意識が変わったわけだし。
だからこそ、この何もなかった何も出来なかったモヤモヤやもどかしさを丁寧に描いたのん監督は素晴らしいの一言に尽きます。
コロナ禍の学生の思い出のなさっぷりを気の毒に思うと同時に、それはそれで彼らにしか体験できないものであったと思うのです。
今の学生さんたちって、ホントに人生ハードモードスタートって感じだから、僕にはもう耐えられる自信がありません。。。
この時勢を生き抜くだけで立派です。
(学校生活って人との繋がりが全てだと思ってる派の人間です。)