「アメリカンアイドル」というオーディション番組で見てから、さりげなく応援し続けていたマイケル・J・ウッダードが主人公アーロの声をやるということで、発表された数ヶ月前からずっと楽しみにしていた！！！
変わったキャラクターとネタのぶっ込み具合、歌の良さも含めて「トロールズ」感はかなりある。
特にヴィラン役のキャラデなんかは、トロールズのヴェルゲンそっくりで制作一緒なのかと思ってしまったくらい。
ただし「トロールズ」と違うのは、なんといってもオリジナル楽曲を使用しているところ。
マイケルの歌声が本当に素晴らしくて、それだけで良かった。
主人公アーロの純粋で人を笑顔にさせる性格がマイケルそのままだと思っていたら、バーティ役のメアリー・ランバート(シンガーソングライター)は見た目が似ていた。
ファーリーシャ役のジョナサン(クィアアイの美容担当)なんて、見た目も中身も似ている。というか、ジョナサンを毛玉にしただけだろ。
監督曰く、10年構想した作品らしいけど、キャスティングの影響をものすごく感じる。
ミュージカル映画なのもあって、ストーリーはかなり軽め。
正直、もっと多様性を謳っている作品になっているのかと思っていた。
シリアスにならないのは子供向けだからかな。
変に深掘りせず、見た目の違う人たちが楽しく暮らしているのを見せるのも、教育なのかもしれない。
良い意味で楽観的。
短編アニメシリーズが今後出るらしいので期待。
マイケルの声が本当に好きなので、スコア甘め。
たくさん聴かせてくれて、ありがとうございました。
