このレビューはネタバレを含みます
1953年公開作品。終戦から8年「もはや戦後ではない」と言われる少し前だろうか?
東京下町(の中でもさらに貧しい地域)に、当たり前に見られた人々の暮らし。
上原謙と田中絹代演じる夫婦は、妻が再婚で子…
”長屋モノ”ではあるが、笑って泣ける喜劇ということでもない。
辛気臭いムードが漂うが、出来事自体はいくらでも笑い話にできる。
見る場所によって変わる煙突。
各男女のこもごもは現代と通ずるところが多…
これはつい作品「全体」としてよりも「枝葉末節」に注目してしまう。主役は例の「おばけ煙突」かと思いきや、どうしたって豪華キャストの方に目が行っちゃうもの。どのように豪華かというと。どうしても映画スタア…
>>続きを読む田中絹代がなにか物を置く時に安定しなくてガチャンとなったり、芥川比呂志が噛んだりするのが計算なのか偶然なのかわからないが面白いと思った。アクシデンタルなものがあってこそのコメディって感じ。
赤ん坊…
このレビューはネタバレを含みます
花井蘭子と関千恵子が並んで歩くシーンの音楽は要らない
三好栄子は変な宗教に嵌まってるおばさんの役多いね
あんなふうに家に捨て子が来たら、自分なら喜んで育てちゃう
荒川土手(煙突の見える場所)v…