戦後のまだまだみんな貧しく、袖すりあって暮らしてる頃のお話。
「坊や、おじちゃんと一緒に行きな。税金のかわりにな。」って、借金のカタじゃねーんだから。。
煙突の見える数は或る暗喩です。4本見えた時は皆自分のことばかりで、分裂度MAX。
「世界中で一番可哀想なのはボクだ」と虚勢を張る、男前@器小がピタリとハマる上原謙。
でも、最終的にはオバケも一本にシンクロ。皆もまとまって良かった良かった。
この映画には長兄比呂志がキャストで、三男也寸志が音楽担当でと、芥川兄弟が参加しています。
この芥川さんたちを、芥川隆行と混同するくらい何にも知らないので調べてみたら、芥川也寸志の生涯がまードラマチックで、凄過ぎオモロ過ぎなこと!
映画じゃ尺足んないから、BSプレミアムかWOWOWドラマWあたりで、誰か1年クールぐらいでドラマ化してぇ~。