ホンのシネマ

あしやのきゅうしょくのホンのシネマのレビュー・感想・評価

あしやのきゅうしょく(2021年製作の映画)
3.3
地元の作品なので、思い入れもあって試写を見ました。
(なんせ知っている子供が出演しているのです)
見覚えのある風景もふんだんに取り入れられ(芦屋のめちゃくちゃ綺麗なところばかりが映し出されているので、これだけ見たらすごいイメージになりそうですが。いや、いい街なんですよ。芦屋)、給食が美味しいと実際に小学校に通う子供たちからも聞いているので、自分も参加しているかのよう。

さて、肝心の作品ですが、思っていたより(失礼ですね、すみません)しっかりとしたストーリーでよかったです!

昔もそうだったのかもしれませんが、今はそう「多様性」の時代。
アレルギーを持つ子や、宗教上の理由で給食をみんなと同じように食べることができない子たちもたくさんいるのです。

実際にここまで丁寧に対応しているのかわかりませんが、子供たちに真摯に向き合う新人栄養士さんと給食スタッフの皆さん。
学校の取り組みとして食育がしっかりされている様は、見ていて安心できました。(親目線。親じゃないけど)

ベテランの栄養士さんの後任となり、試行錯誤しながら新しい取り組みに奮闘する主人公奈々。
見守るスタッフたち。
みんな優しい。

ちょい役でしたが赤井英和さん、秋野暢子さんはさすがの関西弁でした!
自然。

途中、まさに素人の子供たちが献立を紹介するシーンが挟まれているのですが、それもまた微笑ましかったです。
ホンのシネマ

ホンのシネマ