磨

あしやのきゅうしょくの磨のレビュー・感想・評価

あしやのきゅうしょく(2021年製作の映画)
3.6
数々の思い出が詰まった学校給食をテーマにしたヒューマン・ドラマ。“あしや”のタイトル通り兵庫県芦屋市の市制施行80周年記念映画。

高級住宅街で知られる同市は、学校給食において各校での調理や1名専属で配置された栄養士による献立など、給食への取り組みが注目されているそう。
そんな芦屋市で育ち、その小学校に勤務する事になった新人栄養士(松田るか)が、全ての生徒たちに喜んでもらえる給食を作ろうと奮闘する姿を描いている作品。

自分の大好きな地域活性化映画にして飯テロ作品でもある。ちょうど2年前に上映された「劇場版 おいしい給食 Final Battle」と同じく学校給食をテーマにした作品。
懐かしさと腹減りの絨毯爆撃は堪らん(笑)

ただ美味い美味いという訳ではなく、アレルギーや宗教問題を上手く組み合わせてある本作は、まさに現代版飯テロ作品。
そりゃ作りの甘い所や、悪い人の出てこない物足りなさなど気になる部分は数あるけど、こういった作品に四の五の言うのはカッコ悪い。ほっこり(飯テロ)ムービーはやはりおもしろい。

賭ケグルイでは微妙なポジションの皇伊月役(最新作はもはやかませ犬だった)松田るか。映画ではホラーやコメディ中心だったけど、ドラマ作品でも見事な演技力を披露。


隣の席の美少女、「夢が叶うたまご」の芹沢凛ちゃんが強烈に可愛い。彼女は一体何者だろうか?
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