『リュウグウノツカイ』ウエダアツシ監督作品。
中学２年の男女がセックスから入っていく人間関係を描いた物語。
石川瑠華演じる中学２年生の小梅は好きだった一個上の先輩に適当な扱いを受けた事により、青木柚演じる磯辺と初体験を済ますところから始まる流れ。
個人的には中学生の時なんて遥か昔の事なのでここまでドライにセックスについて考えてたかな〜とか思ったり。
主人公２人はあくまでセックスフレンドとして付き合うが、小梅の方は磯辺に想いを寄せているんですよね。
磯辺は兄の死が彼の闇として横たわる難しい性格でもある。
色んな要素が絡み、非常に複雑なんですよ。
で、これが同意出来るかというとどうかな〜という感じ。
そういう意味で腑に落ちる作品でもない。
石川瑠華は『猿楽町で会いましょう』でも激しいセックスシーンを演じてましたが、今作でも中学生という役柄ながら堂々と演じてました。
撮影当時で20代前半だと思うが中学生を演じていても違和感が無いのは逆に感心してしまいます。
