何も知らなかった自分にはもう戻れない…
海辺の小さな町で暮らす中学生の小梅。
彼女は憧れの三崎先輩に振られたショックから、かつて自分の事を好きだと言ってくれた内向的な同級生・磯辺と関係を持ってしまう。初めは興味本位だったが何度も体を重ねるうちに磯辺を恋愛対象とは見てなかった小梅は徐々に磯辺への思いを募らせていくが、小梅を好きだったはずの磯辺は関係を断ち切ろうとする…
ストーリーはこんな感じ。
この作品、原作は漫画。作者は浅野いにお
"ソラニン"やただいま公開中の"デッドデッドデーモンズ〜"の作者なので期待して観てみました。
映画の中では、最初は磯辺の事を好きじゃなかった感じになってるけど、小梅は最初から好きだったと思うな。
三崎先輩(個人的には、クソな男)にフラれたショックで、自分に告った事のある磯辺を呼び出し「エッチしない？」って聞くって少なからず磯辺に好意があったと思う。
それ以降の磯辺の態度を見てても"好き"がダダ漏れだし…
でも、照れなのかなんなのか素直になれないんだよね。
一方、磯辺は好きだったはずの小梅とそうなったのになんか冷めている。
この訳は、後々描かれるんだけど、最初は照れ隠しなのかと思っていた。
だから、小梅に対して酷い言葉&態度を露わにした時はビックリしたなぁ…
体は何度も何度も重ねているのに、心はどんどん離れていく…
小梅は辛かっただろうね。どんどん磯辺を好きになって行ってたから…
でも、その頃の磯辺は"あること"に囚われていて…
なんか切ない…
学校をずっと休んでいた磯辺が小梅と久々会うシーンは切なかったわ…
自分の気持ちをぶつける小梅に対し、明るくはぐらかす磯辺。
"あること"で今のままでは、居られないと解っているから磯辺は…
笑って小梅の前から去る磯辺が哀しかったわ…
それにしても小梅役の石川瑠華と磯辺役の青木柚、中学生にしか見えんかったわ…
