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エンドロールのつづきのAFROのレビュー・感想・評価

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)
2.0
 場面が上手く繋がってなくて、ドラマの総集編かと思ってしまいました。内容に比べて主人公が幼すぎるし、自分の行く末の決断なんかその年でできるわけがないっつうわけで、なんとも首肯しかねる映画でした。
 これって監督自身の話なんですね。自己愛の強さが感じられて鼻につきます。監督の分身である主人公のクソガキ(犯罪者)も好きになれん。
 三留まゆみがムービーサイファーで、ヴィンセント・ギャロをいい奴なのと評していましたが、やせ細っている子供から弁当を取り上げるような大人なので、おれはその一点で柳の下の正体見たりで、こいつはどうにも好きになれない。アンパンマンの反対概念はバイキンマンなわけで、悪逆非道なふるまいという他はない。
 フィルムがアクセサリーに化けることを肯定的に捉える鑑賞者もいるようですが、あんなもんは廃物利用でしかなくて、ロマンもなければドリームもない。
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