会話よりも光の方が遥かに印象的な作品だった気がするし、きっと監督もそういう意図だった思う。
思えば後半は台詞少なめだったけど光の演出だけでストーリーを押し進めるからかなり凄腕だわ。
そもそもこの監督が映画を作るきっかけになった物語を"映画をつくる"ストーリーで綴っている訳だからそれはそれは本来凄い難しいはず。
色んなシーンで、あ、この構図は(他の)あの監督っぽいなとか、ニューシネマパラダイスやダージリン急行さえも感じてしまえる楽しささえあるある
インド映画という事もあり細かい所は気にせずに観れるし子供の頃ガラスに光通して遊んでたなとか思い出したり。
一貫して美しい光景の映画だと思うけど少々長いのでおやつ持参して2回に分けてみても全然いいかも
そして光の演出と同じ位インド料理のシーンに力が入っていたのはこの監督の母に対する想いなんだと思う
