「発て、そして学べ」
フィルム映画への愛とノスタルジーがニュー・シネマ・パラダイスを彷彿とさせる。
映画そのものより、スクリーンを映し出す映写機の光を知りたいというサマイの想いが、この映画の端々に感じられた。
光と色彩が丁寧に描かれており、インドの風景ともマッチしていてとても美しかった。
何かに夢中になれたあの頃を思い出しては胸がギュッとなる。
映画館のスクリーンは鬱屈とした心を洗い流してくれて、見たことの無い世界に連れ出してくれる希望なんだよね。
映画の素晴らしさ、映画が与える夢の尊さを改めて感じた。
エンドロールのつづきはまだまだこれから。