テーラー 人生の仕立て屋のkotのネタバレレビュー・内容・結末

街のテーラー（オーダーメイドスーツ屋）が倒産寸前になり、移動式のウエディングドレス屋に鞍替えする話。
まず、主人公のお父さんとその友達のスーツの着こなしが粋。見惚れてしまうほど馴染んでいてファッションへの愛を感じる。
主人公も50代位に見えるのだが、不愛想な割に誰からも好かれているようだし、親孝行だし、何故独身なのか不思議。
最初はシングルマザーとのラブストーリーかと思いきや、旦那が出てきて、不倫に発展？なんでそんな複雑な設定にしたんだろう。
ウエディングドレスってそんなに需要があるのか疑問（レンタルで充分だと思うが、ギリシャの人達は違うのかな？）だけど、とりあえず主人公は活路を見出したような感じで話は終わる。
出来れば何か奇跡が起きて、テーラーは取り戻してほしかった。
ギリシャの街並みは綺麗で癒された。