モービウスを借りようと思ってたのですが、三泊四日しか借りられなくて(多分全然オッケーな期間だけど)、一週間借りられるものがいいなーと思ったところに、ショップリフターの文字。
スミスの曲でしか見たことないで、こんな文字。と思って手に取ったら、スミスの曲だった。
こんな作品が世に出ていたことを知らずにいて、今借りないときっとあとこの田舎の小さいTSUTAYAには置かなくなっちゃうなーと思いレンタル。
懐かしのスミスの曲満載。
しかも序盤の所々にインタビューやMVがちょこちょこ入る。うわー、モリやん若いし、ジョニー・マーも若い。なっつーーー、と思いながら鑑賞。
スミスの解散は1987年9月、リアルタイムではほぼ興味のなかったスミス。兄が持っていたレコードでその後高校3年のときにかなり聴いていた。
高校卒業の頃って、ただ弾けられる人は表面上居ても、本当のところ居ないんじゃないかと思う。何かしら鬱々としたものは心にある。
だから…というと安直過ぎるけれど、スミスの楽曲のような、なんていうんだろ、内省的な攻撃力のあるものに強烈に惹きつけられるのだと思う。
だから、登場人物たちのスミスへの思いは分からなくもない。
モラトリアム?とかそういった若者の気持ちを表現した作品なのかなーと思います。
なのでありきたりと言えばありきたりな内容。そこにスミスの楽曲が色を付けている感じ、かな。
マドンナの服装、1987年だともう少し洗練されてるから、やっぱりコロラドだと遅れてるという設定でよいのかしら…
DJがカッコいいし、終盤は最高なんよね。
(万引きもジャックも駄目だけどね!)