こずこず

ふるさとのこずこずのレビュー・感想・評価

ふるさと(1983年製作の映画)
5.0
ダムに沈んだ美しい村と、そこで一生を過ごしたおじいさんのお話。
主人公は過去に生きつつも、孫や自然を見る目は誰よりも澄んでいて優しく、故郷を愛し、最後までしっかりと自分の意志を持って生き抜いていて、胸を打たれた。
息子も、老いた父にきつくは当たっても邪魔者扱いするわけではなく、家族として大切にしており、お嫁さんは優しく懸命に主人公と夫を支え続け、孫はズケスケ言うもののおじいちゃんへの尊敬に満ちていて、家族関係が素晴らしかった。
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