Supernova

天使と悪魔のSupernovaのレビュー・感想・評価

天使と悪魔(2009年製作の映画)
3.1
反物質って言葉と最もかけ離れたシリーズだと思ってたけど、科学と宗教っていう相容れないものを描くにはむしろ最適だったのかもしれない。

『ダ・ヴィンチ・コード』でも思ったけど、原作の小説の方が面白いのかな。なんとなくそんな感じがする。

常に都合よく頭に膨大な歴史書の情報を記憶してる有能すぎる暗号学者と、今回は特に必要なかった女性がひたすら犯人といたちごっこする話。あまりにも同じことの繰り返しで最初の1時間でお腹いっぱい。

動きが多いって意味ではアクション満載で楽しめる人が多いだろうけど、ミステリーとは思えないほど移動しまくるし、出てくる情報が何かしら宗教関連でやけに小難しいから理解が追いつく前に次の目的地について新たな宗教情報出てきて次行くっていう作業に感じた。

つまらなくはないけど。うん。

結局は『ダークナイト・ライジング』、あるいは『ONE PIECE』アラバスタ編のペルで終わるっていうなんとも言えないよくある終わり方。わかる人にはわかるはず。

それに黒幕の展開とか最初からバレバレ。怪しすぎるわ。

結論、残念。実はこのシリーズ合わないのかも。
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