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天使と悪魔のoncochiのレビュー・感想・評価

天使と悪魔(2009年製作の映画)
4.0
前作の『ダヴィンチコード』もハラハラでしたが、アレは最初から犯人は、観客には判ってましたからねぇ。。。
しかも私ような、完全なる無宗教の上に無知、でもカトリックのあの雰囲気だけは大好き(グレゴリオ聖歌が流れただけでウットリ~)と言うトンデモな人には、うってつけの映画でした。
おまけに宗教もワカランのに、開始早々に「反物質」という物理(?)まで出てきた日にゃ…笑うしかない
それでも大丈夫です!おバカさんにも十分楽しめるストーリー展開は、流石ロン・ハワード監督の力量ですね

今回の舞台はローマ。ローマ法王が亡くなって、次の法王を決める時期に候補者の枢機卿4人とスイスで実験してた「反物質」がイルミナティに誘拐され、午後8時から1時間おきに一人づつ処刑し、最後0時にはヴァチカンを吹っ飛ばす!
そこに呼ばれたのがラングドン教授で、今回はスイスで実験に参加してた科学者のお姉さんと事件を解決して行きます!

ユアン・マクレガーが良い役でした!好みの顔って訳じゃないんだけど、瞳が哀しいのよね~
あのスイス兵のトップも、どこかで見たことある俳優さんだと思ってたら、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のウィルのお父さん(貝殻人間)だったわ!

前作は原作を読んでから観たので、判りにくかった教会内部とか、いろんな装置(?)が映像になってて、目から鱗状態でしたが、今回は原作は読んでません。
なんでも「天使」の方が「ダヴィンチ」より前の話なのだそうですが、映画ではその辺修正されてました。
…というより、今回の方が前作より脚色強いらしいので、今度原作本も読んでみようと思います。
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