てぃだ

アンガー・ミーのてぃだのレビュー・感想・評価

アンガー・ミー(2006年製作の映画)
2.8
追悼ケネス・アンガー。

アンガーのドキュメンタリー
だと思ってたら
ほぼほぼアンガー1人しか出てこないし
アンガーが自分の作品と
自分の思考をひたすら解説する
音声解説みたいな写真であった。

グリフィスの写真に憧れ
ジャン・コクトーや
ヴィスコンティ
フェリーニ
パゾリーニ等とも交流が
あったらしいアンガー。

マルセル・カルネや
日本の逸話(月にウサギが住む)等に
因んだ作品作りがされてたなど
興味深い点もあれど

「私は異端すぎて
映画界に居場所がなかった。
だから自分で作った」

みたいなの少し笑った。
自分の居場所がなければ
自分で作ればいいみたいな
そう言う生き方もまた人生である

「映画とは私にとって
水晶玉に映るヴィジョン」

っていう考え方も
この人らしいなぁと思う
てぃだ

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