映画祭で見逃したやつだった。
CODA ＝ Children of Deaf Adults
フランス映画｢エール！｣(2014年)のリメイク。
これが評価されるならオリジナル(フランスで大ヒット、歌手ルアンヌ・エメラが主演)ももっと評価されてもいいのでは？という気がする。
ベースのストーリーは同じ、家族設定が農業一家から漁業一家に変わったことで、漁船トラブルが起こってた。たしかにあれは海上警備からお叱り受けても仕方ないな。
家族の中で一人だけ耳が聞こえる娘の苦悩。
ずっと家族の｢通訳｣として過ごしてきたのでそれが当然の生活だったが、歌の才能を見いだされて主人公ルビーの気持ちが揺らぐ。
家族を支えるために生きるべきか、芽生えた夢を追うべきか。
お父さんの心が次第に変わっていく様、ルビーとの終盤のシーンはやっぱり良いね。
まあでも良くも悪くも平坦な印象でオリジナルのように笑って泣いてという感じではなかった。
ちなみに確かオリジナルではあの先生は家族に初めて会うまでは家族が聴覚障害と知らなかったと記憶。あと主人公の生理の話とかも絡んでなかったか？
