何を記憶に留めておこうか…
出来ることなら、どの言葉も、どの表情も、どの音も覚えておきたい
温かい作品
ルビーは、大好きな分、家族を恥ずかしがる自分に、家族を馬鹿にされて何もしない自分に、腹が立つ
開けっ広げて、ダイナミックな父は恥ずかしいことなんか何もない、家族が仲良く生きている事が、世界で一番大切なんだと教えてくれた
ママは気高く、美しくある事、正直である事を教えてくれた
兄は、家族は自分が護るんだという決意と、自分は役立たずだ…
「お前は家族の犠牲になるな!」
って、とんでもない優しさでずっと傍にいてくれた
ルビーがいないと、世間と対等に渡り歩けないと思い込んでいた
でも、ただルビーを離したくないだけだと気づいた
その事がルビーを縛り付け、犠牲になってしまっていることも気づいた
気づいたんだったら、歌わせてあげよう存分に!
歌を通して伝えたい事は
手話となって、手が自然に語りだす
忘れたくないシーンは…
星空の下
パパが両手でルビーの頬と喉を包み込んで、全身で受け止めるようにルビーを見つめて、ルビーはどうにかパパに届くように全力の声を響かせて、パパを見つめて歌うシーン
抱きしめ合う4人の姿
誰も欠けちゃだめだ…まるでスクラムを組んでるみたいに、パズルのピースがハマったみたいに隙間なくギューのシーン
そしてそして、Mr.Vよ!
ルビーの手を放さずにいてくれてありがとう
あなたのカラフルな愛情が、どれほどこの作品を温かく照らしていたことか!