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コーダ あいのうたのharuのレビュー・感想・評価

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
3.6
2022/1/23 観賞。
TOHO西宮にて観賞。

港町で漁師を営む仲良い家族。
高校生の娘ルビーだけが健聴者で他の家族は耳が聞こえなかった。
ルビーは登校前に漁を手伝い、時には交渉役として買ってでる事も。
授業で合唱クラブを選択するが彼女の歌声の凄さを感じた教師はバークレー音大で進学する様に勧めるが・・・。


重々しい雰囲気かと思いきや、
なかなか楽しく観賞出来ました。

と言いつつも、高校生ながら早朝に起床して漁に出て学校に行けど睡眠不足で授業に身が入らず・・・。
自分の高校時代を考えると何とも
差があり過ぎてルビーが、ずっと大人に感じられる😅。

家族が耳が聞こえないから、
食事中にオナラされたり友達来てるのにエッチしたりとか、ハチャメチャぶりには笑えるけど、
母親がルビーに「貴女が生まれる時に耳が聞こえない様にと思った」のセリフに字幕を読み違えたかと思った。しかし「耳が聞こえると私達と壁が出来ると思った」との答には辛さを感じてしまった。
合唱部に入ったと知った時も、
「あの子、歌上手いの❓音痴じゃないの❓」となる時もルビーの素晴らしさが伝わらないのがかなしかったですね。
ラストのコンサートの時も家族は笑顔で拍手を送ってましたが、「彼女の歌は完全には伝わらない・・・」と思うと胸が締め付けられましたね・・・。

でも家族的なハートフル作品で良かったです‼️
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