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コーダ あいのうたのappleのネタバレレビュー・内容・結末

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

問題山積みだけど、17歳の女の子の恋とか家族とか、等身大の映画だった。

彼氏の方も普通なのがいい。でも言うことがさりげなく面白くて好き。
ストーカーとか飛び降りるタイミングとか駆け落ちとか、面白いよね?笑

あと、前半は品ないなって思ってたお父さん、後半は顔つき変わってた。
別人かと思うくらいダンディーでカッコよかった。

色々掘り下げてなくて明るく見れて良かった。
歌の力かな。
正直なとこ私はそんなにハマらなかったけど🙃
明るく前向き、爽やかでいい映画でした。




人生は幸せ不幸の二択で分けるものじゃないし、耳の聞こえない人生について、簡単にどうこう言えることもない。

でも、お母さんの、産まれた子供が聾唖で健聴でないことを願ったみたいなセリフに衝撃を受けた。
そうか、耳が聞こえる聞こえないより、家族の絆か。
すごいと思った。
多分私はどこかで聞こえない事を不幸と思ってしまってたから。
我が子には音を望むと思ったから。

でもそんな事ない。
聞こえない事は人生において不幸なんかじゃない。
夫婦が愛し合ってて家族で力を合わせて楽しく過ごす。
どうあれ、他の人や家族と比べて卑屈にならない。
幸せの定義なんてそれぞれだけど、お母さんは間違いなくとても幸せで、そんな人の子供が不幸なはずもない。

映画見るといつも思う。
良い悪いなんかない。
自分の人生は全部尊いから。

それは映画だからよってツッコミはなしでお願いします😗笑
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