監督・脚本 シアン・ヘダー
24時間テレビみたいなハンディキャップ持った人達のお涙ちょうだい話が大嫌いな僕は、最初観るのを躊躇しちゃったんだけど、全く余計な心配だったよ。
特にパパは、マリファナ吸うし、口(手話)が悪いし、下ネタばっかり言うし、セックスもお盛んなファンキー野郎で最高だった。
主人公のエミリア・ジョーンズの体当たり演技、そして歌声、凛としてキュート。すごく良かった。20歳なんだね。これからが楽しみな女優だわ。
この映画は、家族愛をメタファーに自立がテーマなんだ。子の自立、親の自立。どんな事情があろうとも、親は子の自立の機会を奪ってはいけない。子は親の人生を生きてはいけない。自立しないと人は他人にやさしくできないからね。
自分を生きよう。