『コーダ あいのうた』
CODAは"Children of Deaf Adults"の略で聴覚障害の親に育てられた子供という意味だそうです。
自分以外全員が聴覚障害者の家族を支える女の子が歌の才能を見出され家業の漁と進学の間で悩むというお話。
フランス映画『エール!』のリメイクということだし、ストーリー自体は割とありがちだなと思って観たけどキャスティングと演技が素晴らしかった。
昨年の『サウンド・オブ・メタル』も難聴をテーマにしていて本当のろう者が出演していましたが、今作の家族も実際にろう者の俳優が演じていてみなさん本当に演技がうまい。
お母さん役のマーリー・マトリンは『愛は静けさの中に』でオスカーを受賞した名優だけどお父さんも凄く良かったです。
主演のエミリア・ジョーンズも撮影当時17歳にして堂々とした演技で彼女が歌う『青春の光と影』がとても印象的でした🤟