オセリ

コーダ あいのうたのオセリのレビュー・感想・評価

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
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映画のタイトルで原題の『CODA』とは
"Child of Deaf Adults"
耳の聞こえない(聞こえにくい)親を持つ耳の聞こえる子供という意味。

しんみり、しっとりしたストーリーかなと思っていたけど決して悲しい話ではなかった。
このファミリーは深い愛で繋がっていてケンカも絶えないけど仲が良くてルビーの家族のやりとりは本当に面白くて笑えるのよ。私は思わずブファーっと吹き出しちゃったよ!

そして素晴らしいのはキャスティング。

ルビーの家族のお父さんお母さんお兄ちゃんを演じた3人は本当に耳が聞こえない。

シアン・へダー監督は「耳が聞こえない優れた俳優がいるのに健聴者の俳優を使うのはおかしい」と彼らを起用している。

物語にも映画作りにもたくさんの愛と熱がこもってて。

コメディとドラマチックが何ともバランスが良くで本当に素晴らしかった!

手話って素敵な言語だなぁ。感動しました。
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