２０１５年にエール！を鑑賞済み。
とてもいい映画だったのですが、ハリウッドのリメイクだし悪くなりようがないと思って見るのは迷ってました。
でもアカデミー賞で助演男優賞のスピーチを聞いて絶対見たいと思い鑑賞。アカデミー賞受賞したことで、アンコール上映をしてくれてありがとうございます。
主演ルビーは家族の中で唯一耳が聞こえる高校生の女の子。
両親はルビーを頼っている中、兄はルビーに自由になってほしくて、、、家族のいろいろな葛藤を描いているヒューマンドラマ。
一生人生を共にすることなんてできないわよ、という彼女。日々の生活の中で自分のしたいことは後回し、家族のことが最優先。
そんな彼女がずっと大好きだった歌うことで才能を見出されるんだけど、歌声が本当にきれいでうっとり。
ろう者だからといって同情するような内容ではないし、それがメインにフォーカスされている作品ではないよ。あくまでも家族の愛。とってもあったかくて優しくて明るくて楽しい家族。ボロボロに泣いて翌日顔がパンパンに腫れたんだけど、終盤はほんと涙しか出ないし、もしかしたら嗚咽がでるかも。
無音の演出、お父さんが娘の歌を聴くシーンは胸がぎゅって締め付けられるくらい忘れられないシーンだった。
お父さんのあの子はずっと大人だったっていうセリフも深すぎて涙。
エール！をもう１度見たくなったな。
