このレビューはネタバレを含みます
家族の中で自分だけが耳が聞こえるとなると、そりゃ通訳代わりにもならないといけないし、いろいろサポートもしないといけないから大変だなと思った。でも家族は重い感じではなくハッピーだし、愛情がいっぱいなのが伝わってきた。
監視員がくる日にルビーが仕事をサボって、結果的に漁を禁止されてしまったとき、ルビーは自分のせいじゃないって言ってたけど、ここはルビーのせいじゃない?って思ったw気持ちは分かるけど、仕事をサボったのはルビーの責任だし、漁に出ているときに万が一大事な無線があって事故か何か起こってたらどうするんだろうって思った。
秋のコンサートの日に、観客が歌を聴いている中、ルビーの両親は夕飯の話をしていたり、サビの直前で完全に無音になったのが印象的だった。耳が聞こえないってこういう感じなのかな、音楽を知らないってどういう感じなんだろう、娘の素敵が歌声を聞けないのが残念だなとかいろいろ考えてしまって泣けた。
そして最後、大学入学のオーディションのときにルビーが家族に向けて手話を交えて Both Sides Now を歌うシーンで感情が溢れて、号泣。声を出さないようにするのに必死だったw
たくさん泣いたけど、ユーモアもあって、本当に楽しめる映画だった!