兄ちゃん、ナイス👍
劇中、全く無音になるまさかの展開。
聴覚障害を得た状況でルビーの歌を「聴く」状態で、障害を持たれている方々はこのような状況なんだと思い知りました。
解ってるつもりでした。ごめんなさい。
恥ず。
でも、それ以上に周りを見渡せばルビーの歌に聞き入る人、ノっている人、涙を流している人…みんな感動していて、その様子はまさに歌で気持ちが伝わっているという事。スタンディングオベイションはその証しでした。
歌声が直接聞こえなくても、ちゃーんと伝わってる。
感動で心が震えたシーンでした。
この家族は世の中の人達にさげすまれ、自分達には何もできないというあきらめの上に何もしない事で家族を守り続けて来た。ゆえに強い絆で結ばれていて、これからもずっと変わらないものと勝手に自ら殻に閉じこもっていたのだと思います。
家族のみんながみんな、我慢していた。
でも、これじゃダメだと立ち上がった兄ちゃん（レオだっけ）、自ら立ち上がり歩み始める姿にすごく勇気が湧いて、もうこれ以上誰も邪魔すんなと気持ちの中で拳を握り祈りました。
ルビーの歌で、高圧的で気難しそうなよく見ればカッコいい先生を味方につけ、無理めの恋も叶っちゃう。
湖のシーンが印象的でした。
そして、たとえ聞き取れ無くても感動は伝わる歌の力。
エミリア･ジョーンズさん、素晴らしい演技でした。
ルビーの旅立ちの時、走り出した車を止めて…🚙
このシーンで涙がじわっ〜と、心を温めてエンディング。
素晴らしい作品に出会えて、幸せな1日でした。
