肉の旨味

コーダ あいのうたの肉の旨味のレビュー・感想・評価

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
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良作、ただの青春映画だからね。障害にスポット当てたとかじゃなくて、普通に普通の家族と主人公の愛のあれこれ、学校のあれこれ。だから良いのかもね。

曲がいいね、特にboth sides now
この映画にピッタリじゃん。
聴者の視点、ろう者の視点、
ルビーの視点、家族の視点、
いいっすね、知ることなんすよ、ね。

あと、無音演出よかった。かなり。だからこそ映画館で見るべきなのかもね。

ガーナで聴覚障害者と働いてた経験からしか言えないけれど、いい意味でも悪い意味でもお互いの信頼関係が強く、依存関係も強いところがある。(ろう者のコミュニティが強い)家族のコミュニティの中で1人だけ聴者で生まれてくると、痛みを共有できないし、マジョリティじゃなくなるからものすごく息苦しさもある。deafのみんなと働いていたから手話を覚える機会があったのだが、日本の手話、ガーナの手話、アメリカの手話、全部違うんよなー見てておもろかった。ガーナの手話はアメリカ手話と似てるからなんとなく理解できて普通にこの映画楽しめた。一言語としての手話なので、大学とかで第3言語手話の選択肢もあっていいよなーとも思うよー。なんか急にみんなに会いたくなったな。最後の主人公の手話はLOVE YOU🫶

2022 73
肉の旨味

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