コーダ あいのうたのgooseのレビュー・感想・評価

人間の感情の矛盾をよく表していて素敵な作品だったなあ。圧倒的に良い人、圧倒的に家族を愛する人を押し付けず、そうはいっても説明できない自己中心的な態度を人間はとってしまうよね、と言われているような。
唯一の健聴者を喜ぶのではなく、ろう者であればよかった、と生まれた時に思った
母のセリフは衝撃だったなあ。
たくさんルビーを頼って生きてきた家族なのにそれを言うかね。
父も母も兄も素直に生きててそこにリアルさがあったなあ。