このレビューはネタバレを含みます
高校時代なんて、何も考えずただただ毎日を、友達と他愛のない話で盛り上がってキャッキャ過ごしていたな。恋愛だってしたいし、自分のやりたいことをやりたいよね。それなのに、やっと見つけた夢中になれるものを諦めて、家族のために働くことを決めた。すごい。それに対してのお兄さんの言葉は、一見ひどいようにも思えるけど、愛だよね。
そしてコンサート中の、無音になる演出はにくい。その後の、お父さんのために歌うシーンでの、喉の震えを通して歌を感じようとするシーンもにくすぎる。
しまいには、テストでの歌いながらの手話のシーン。もうほんと…どれだけ泣かせるのでしょうか。久しぶりに気持ちのいい涙をたくさん流せた、素敵な映画だった。涙腺崩壊案件。