このレビューはネタバレを含みます
現実でも「親子間の価値観のギャップ」はいたるところにあると思います。
子供が大切にしたいことが、その子の未来を考える親にとっては邪魔な要素でしかないから認めない。
「親の理解できない夢」というものはそうやって生まれるだと思ってます。
この作品では、理解できない夢を
「聴覚障害の方から見た歌」という要素で表現してます。
聴こえないから、
その素晴らしさがわからない、
実力も不明だから子供の将来も信じることができない、
それよりも一緒にいて欲しい。
この親の感情を、設定で表現した脚本設計のうまさが見事に光っておりました......!