このレビューはネタバレを含みます
電車で見なければ泣いていた。
今流行り?(そう言ってしまったら語弊を生みそう)の耳が聞こえない人たちの映画。
silentもその他のドラマも、この映画が流行ったから産まれたのかな。
衝撃だったのは秋コンサートでの一幕。よくあるパターンとして、主人公の歌声で周りが感銘をうけ、耳が聞こえない人でもその反応を見て楽しめるといったストーリーだと思っていたが、それは健常者の価値観の押し付けだった。
実際に何も聞こえない中、合唱を聴く辛さを思い知り、周りの反応などでは絶対に感動はわからなかった。
声帯を触って振動を感じ、表情を間近で見なければ1%も伝わらない。
そんな中で、娘の声楽への挑戦を認めてあげる決断をしたのは、本当に素晴らしいと思う。
こんなに感動したのは久しぶりだ、、