コーダ あいのうたのYoshiのネタバレレビュー・内容・結末

ろう者の家族で一人だけ耳の聞こえる主人公。
生まれたときからずっと通訳だった、という言葉がものすごく刺さった。

人生で家族で誰もが無意識に何かしら役割はあると思っている方なのだけど、ルビーの役割は重すぎるよなぁ………

発表会？での家族側の、音が一切なくなるシーンも刺さってくるシーンだった。
彼等にとっては、これが日常であり、周りの反応でしか何なのか分からない。

だからこその、お父さんが喉に手を当てて声を、歌を、振動を感じて、揺るぎない確信へと変わったんだろうなぁと思うと、家族の絆の強さというか、愛があればこそだなぁと感じた。

112分という長さの作品ですが、全てのシーンが良かった。