このレビューはネタバレを含みます
話としては、ありきたりかもしれない。
でも、演技と演出が素晴らしく、とても良い作品になってる気がする。
コンサートで無音になるシーンの演出は、聾者の感覚を表現するとともに、音が聞こえなくても、他の観客の反応から良い歌であることが伝わるとか良い。
そして、コンサートのあとで父が、聞こえないけど全力で娘の歌を感じ取ろうとするところでは、もう覚悟を決めてたんだろうなってのもあってグッと来ました。
細かいところを書いていくとキリがないけど、そんなところが積み重なって良い作品に仕上がってる、そんな映画でした。